薬だけじゃない!
自分でできる花粉症対策
この写真を見ただけでも鼻がムズムズする~!
というほど花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
私は長年花粉症だと気付かずに、
(というか、認めたくなかっただけ。笑)
毎年特に対策もせず過ごしてきました。
しかし、とめどなく流れる鼻水。
目が重たくて気分まで重くなる。
鼻にティッシュを詰めて、それをマスクで隠すという技を
駆使していましたが、その上をいく鼻水量。
もはや、認めるしかない。
私は花粉症です。
ということで、数年前からは毎年病院に行き、
薬を使うようになりました。
それでかなり楽にはなったものの、
薬によるダルさが全くないわけではなく・・・。
鼻水も全く出ないわけではなく・・・。
「薬だけに頼るのではなく、
自分でも出来るだけ対策してみよう!!」
という考えに至りました。
これを読めば花粉症対策はバッチリです!!
今年は、自分でできる花粉症対策で快適に過ごしましょう♪
花粉症対策のポイントは4つ!
花粉症対策のポイントは4つです!
1.花粉を部屋に持ち込まない 2.花粉が付いたらすぐに落とす 3.できるだけ花粉を付けない 4.アレルギー反応が出にくい状態にする
対策その1:玄関前で振り落とす
家の中にいるのに鼻水が止まらない!
というのは、室内に花粉が持ち込まれてしまうから。
玄関前で、服やバックなどについた花粉は落としましょう。
ブラシやコロコロを玄関に置いておき、
服以外のバックや小物の花粉も落としましょう。
また、髪の毛は非常に花粉が付きやすいので、
くしでとかしたり、払ってから家に入る習慣がつくといいですね。
対策その2:服の素材に気を付ける
たった1時間の外出で、
ウールのセーター・・・7万~9万個
綿のシャツ・・・2万~3万個
ポリエステル・・・1.2万~1.8万個
の花粉が付くと言われています。
服の素材によって、こんなに差がでるのか!と驚きました。
【×花粉が付きやすい素材】
ウールやファーなど、毛足が長い素材
【○花粉が付きにくい素材】
ポリエステル、ナイロン、ビニール、革など、
ツルっとしている素材は花粉が付きにくく、払いやすい。
これらの素材でできた服に、さらに静電気防止スプレーを
吹きかけておくと効果大です。
花粉が出始める時期は、まだまだ肌寒く、アウター必須。
そのため、ポリエステルの割合が多めのアウターがおすすめです。
<3レイヤー防風デニムジャケット>
気になる時に手洗いできるのも、
花粉症にとってはおすすめのポイント。
マフラーやニット帽が意外と盲点です。
女性ならばマフラーをスカーフに替えるなど、
素材を意識してみて下さいね。
対策その3:洗濯は部屋干し+柔軟剤
花粉症対策には部屋干し!
というのは、すでに多くの方が実践しているかもしれませんね。
また、「柔軟剤は普段から使っています~!」
という方が多いと思いますが、これも、立派な花粉症対策です。
柔軟剤は服の表面を滑らかにし、静電気を抑える効果があります。
そのため、花粉が付きにくくなるのです。
対策その4:静電気を発生させない
柔軟剤のお話にも出てきた通り、静電気が発生すると
花粉が付きやすくなります。
そのため、柔軟剤を使う他に、以下の対策がおすすめです。
【静電気防止スプレーを使う】
<エレガード>
【加湿する】
乾燥すると静電気が起きやすくなるので、
加湿器などで加湿するのも効果的です。
また、湿度が高い状態の方が花粉が重くなり、
舞い上がりにくくなります。
対策その5:リンスやトリートメントを使う
女性なら髪の絡まりが気になるので、
ほとんどの方がリンスやトリートメントを使っているかもしれません。
しかし、男性はシャンプーだけという方が多い気がします。
でも、花粉症の方は、ぜひリンスも使って下さい~!
人体の中で、1番花粉が付きやすいのが髪の毛です。
髪をツルツルにしておくことで、花粉が付きにくくなります。
また、レザーのキャップをかぶったり、
髪の毛が長い方なら束ねるなども効果的です。
対策その6:適度な運動
花粉へのアレルギー反応が出やすいのは、
心や体が疲れていて、免疫力が低下している時です。
1日30分~1時間程度の適度な運動でリフレッシュし、
ストレスを溜めないようにしましょう。
でも、毎日運動の時間を確保するのが難しい!
という方におすすめなのが、
・1駅か2駅分歩く
・自転車通勤する
という方法です。
通勤に運動を組み込んでしまえば、
わざわざ運動時間を確保する必要もありません。
ただ、花粉は12時~15時と18時頃に飛散しやすいそうです。
朝の通勤時間は歩いてみるとか、
この時間帯に通勤がかぶらない人は自転車で通ってみるなど、
ご自分に合った方法で取り入れられるといいですね。
grn公式ブログ 「自転車通勤におすすめのアウターはこれだ!」
対策その7:栄養バランスのいい食事
【○花粉症におすすめの食材】
一般的に、花粉症の症状を軽くすると言われている食材がこちらです。
- プレーンヨーグルト(ミネラル+発酵食品)
- 青魚(不飽和脂肪酸)
- 緑茶やコーヒー、赤ワインなど(ポリフェノール)
- レンコンなどの根菜(ポリフェノール+ビタミン)
これらのように、ミネラル・ポリフェノール・ビタミン・不飽和脂肪酸が
含まれている食材であれば、花粉症にはオススメということになります。
また免疫力を上げる食材として、下記が挙げられます。
- しょうが(ポリフェノール同様抗酸化作用がある)
- ネギ
- 紫蘇
- 梅干し
【×花粉症に要注意の食材】
- インスタント食品やスナック菓子
- 菓子パンやファーストフード(トランス脂肪酸や加工油脂を含む食品)
- 白砂糖(精製された砂糖)
- 化学調味料や食品添加物が含まれている食品
- アルコール
- 白米や小麦粉類
- 加工肉食品
- ホウレンソウやタケノコ、トマトやナスなどのヒスタミンを含んだ食材
- キウイやパイナップルなど、セロトニンを含んだ食材
ただし、ヒスタミンなどは加熱すればOK。
生野菜ではなく、加熱して食べれば大丈夫です。
また、花粉症にいいから、悪いからと偏った食事をするのは良くありません。
バランスの良い食事を心がけながら、少しだけ気にしてみる程度で
いいかもしれませんね。
対策その8:質のいい睡眠
アレルギー反応が出にくい状態にするためには、
免疫力を上げることが重要です。
忙しくてなかなか睡眠時間が確保できない!
という方が多いかもしれませんが、
時間よりも、質を意識してみませんか?
同じ時間寝ていても、質の良い睡眠がとれていれば、
起きた時の疲労感が全く違います。
「【医師が教える】睡眠の質を高める方法で超熟睡しよう!」
出典:+healthcare
いかがでしたか?
病院の薬やマスク・メガネといった一般的な花粉症対策に加えて、
ぜひ自分でできるケアをプラスしてみて下さい。
去年よりも、ずっと快適に過ごせるはずです。