縮むと噂のウール100%ニットを手洗いしてみた

本当に縮む?

水洗いNGのウール100%ニットを手洗いしてみた

 

先日、ウールとアクリルの違いについてご紹介しました。

【前回ブログ】
ウールとアクリルでこんなに違う!ウール100%ニットの実力

天然ならではのウールの実力!!
あったかいだけではない!と知ってテンションUP。笑

その時、ウールのデメリットとして、
”1番気になるのは縮み”ではないかとご紹介しました。

 

多くのブランドで水洗いNGなウール100%ニット

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ウール100%製品は水洗いすると縮むため、ほとんどの物が水洗い×。
”ドライクリーニング”を推奨する洗濯表示ではありませんか?

ドライクリーニングとは水を使用しない洗濯方法なので、自宅では洗濯不可能。
=クリーニングに出しましょう
ということになってしまいます。

 

洗濯表示に従ったら、
クリーニングに出すもの多過ぎ事件

秋冬物はとにかくドライクリーニングのマークが多い。
洗濯表示に従ってクリーニングに出すものを数えたら、
とんでもない量になりました・・・。

コートやダウンなどの大物をクリーニングに出すのはまだしも、
ニットも全部クリーニングに出すの!?
クリーニング貧乏になりますけど?笑

いくら汚れにくいウール100%といえども、
「1シーズン絶対汚しませんから!!!」
って断言できないし、洗いたい衝動に駆られます。

洗いたい!
洗いたい!!
洗いたーーーーい!!!

 

思い切って、水洗いNG製品を手洗いしてみた

ということで、思い切ってウール100%の
シェットランドセーターを手洗いしてみました。
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オシャレ着用洗剤で手洗い

”水洗いしたら縮む”という恐怖におびえながら、
用意したのはこちら。
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我が家の洗面台は小さいので、仕方なく洗面器で。笑
そして、別に「エマール推し」しているわけではありません・・・。
家にあったオシャレ着用の洗剤がこれだったんです・・・。

 

ぬるま湯&ゴシゴシしない

ぬるま湯(30℃以下)に洗剤を入れて、ニットを投入!
ここでやりがちなのがゴシゴシしちゃうこと。
とにかく、「動かさない・こすらない」が大事ということだったので、
ゴシゴシするの我慢しました。笑

洗剤液を衣類に染み込ませるようなイメージで
押し洗いする事がポイントの様です。

 

すすぎは水を通すイメージ

すすぎは水の中に衣類を沈める・浮かす・軽く押すを
繰り返し、衣類にきれいな水を通します。
水を替えて2回ほどすすぎます。

 

脱水1分orタオルで挟んで吸水

洗濯機を使う場合は、広げてから脱水1分のみ。
脱水にかけるの怖い!という場合は、タオルに挟む方式を。
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タオルで挟んだら、吸水するように軽く押します。
8
ここを適当にやってしまうと全然乾かないので、
厚手のタオルでしっかり吸水するのをおすすめします。

 

叩いてシワを伸ばしてから平干し

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平干しじゃないやん!
とツッコまれそう。笑

そうです。我が家に平干し用のハンガーはない!!
しょうがないのでタオルハンガーに広げる。
みなさんはできるだけ平干しハンガー使って下さいね?笑

 

手洗い前と後の違いは?

水洗いダメって書いてあるのに、手洗いしてみた結果は
どうなったでしょうか。

まずは厚み!
【手洗い前】
1
【手洗い後】
10

うんうん。
厚みは変わらず。
ふんわり感はそのまま維持できていました!

 

次は、首回り!
【手洗い前】
5
【手洗い後】
13

首回りのリブがしっかりしているので、
こちらも縮み無しでした◎

 

最後は袖!
【手洗い前】
4  
【手洗い後】
11 

つ、ついに差が出てしまった!笑
袖は少しだけ縮みが見られました。
写真は乾いてそのままの状態を撮っているので、
使用しているうちにこれよりは伸びると思います。

もっと上手な手洗い方法があったはず!
と思って、自分の洗い方と調べまくった洗い方を比較。。。

そうだ!
干す時に袖の形整えてないやん!!

私は、干す時に袖と裾だけ形を整えるのを忘れました。笑
ちょっとのことだけど、大事なことだったみたいです。

 

もし縮んでいたら・・・

当て布をしてから、スチームアイロンを浮かしながらかけて
整形(形を整える)します。

 

水洗いNGのウールニットを手洗いしてみた感想

かなり個人的な感想になっちゃいますが、
「意外と大丈夫じゃん!!」
というのが率直な感想です。

絶対縮むの嫌なんです!
という方はやめた方がいいと思いますが、
クリーニングに全部出すのは無理だよ~
という方はチャレンジしていいと思います。

 

今後もクリーニング&手洗い方式!

水洗いNGのドライクリーニング製品は・・・
1.ウールなどはそもそも汚れにくい!ということを忘れない。
(ついつい忘れてすぐ洗いたくなる。)

2.汚さないように少し気を付けてみる。
(これ、大事。笑)

3.でも汚しちゃうと思うから、範囲が小さければ部分洗い。

4.いい加減洗いたい時は手洗い。

5.高級すぎて本気で縮みが恐いものはクリーニング。
(少しでも縮んだら泣いちゃうレベルのものは、
潔くクリーニングへ!!)

という方式を、amaiは今後も採用いたします!
でも、みなさん忘れないで。

「クリーニングとか余裕で出せるから。」
という方は、もちろんクリーニングがおすすめです!
決して自宅の手洗いを推奨はしていません。

もしくは、
「汚くても全然気にしないから。」
という大胆な生き方の場合は、
もはや洗わなくていいです。

 

あまり参考にならなかった可能性大ですが(笑)、
ウール100%をもっと気軽に楽しんでもらえたら・・・
と思っています。

今年の冬、みなさんが暖かく過ごせますように☆☆

 

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ウールとアクリルでこんなに違う!ウール100%ニットの実力

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